ほかの仕事では味わえない|電気工事士のやりがいについて

2023.05.30

大分県を中心とした九州地方にて電気工事を承っております、株式会社豊後電通の道下耕実です。

ますます電気が重要になった現代。
電気工事士は地域を選ばず、どのような場所でも必要とされている存在です。
言いかえると仕事が多いということですが、「激務」「きつい」という評価がくっついてくるので、プラスの面になかなかスポットライトが当たりにくい職業だと感じます。
実際、その良さを伝えたいと思っても、「やりがいはあるの?」と言われてしまうこともありました。

電気工事士にはさまざまなメリット、そしてやりがいがあります。
今回は、電気工事士の仕事で実感したメリットや、やりがいについてご紹介したいと思います。
もしこれから目指したいとお考えの方がいらっしゃいましたら、ぜひ最後まで読んで欲しいです。

■ 電気工事士になるメリットとは?

電気工事士の仕事は大変な部分もありますが、メリットもしっかりあります。

・手に職をつけられる

電気工事士は国家資格です。電気工事のほとんどは、この資格がないと行えません。
電気の取り扱いには危険が伴うほか、しっかり通らないと生活に関わるからです。
電気工事士の資格は第一種と第二種の2つがありますが、どちらも取れば一生もので、経営さえうまくいけば十分家族を養っていける収入も得られます。
インフラ業界自体景気に左右されにくく安定しているので、今後も求められる仕事といえるでしょう。

・ほかの職業でも応用が利く

電気工事士は、資格を取得するとほかの仕事でも生かすことができます。
最近よく見かける「便利屋さん」は、日常生活の補助をサービスとして提供する事業者で、ハウスクリーニングから買い物代行まで、数多くの雑務を請け負っています。
彼らのなかには、エアコンの取付けをサービスとして提供していることも。
エアコンの取付けは第二種電気工事士の資格が必要な工事なので、万一電気工事業界から離れてもできる仕事の幅が広がるでしょう。
また、第二種電気工事士のほかに、「2級ボイラー技士」「危険物取扱者乙種4類」「第三種冷凍機械責任者」を取得すれば、ビルメンテナンスの業務に関われます。

・ローン審査で優遇される

電気工事士は国家資格のため、社会信用度が高いです。
そのため、住宅ローンや自動車ローンのほか、クレジットカードの審査が通りやすい傾向にあります。
仕事についている人間なら誰でもローンを組めるのではないか、と思ったかもしれませんが、実はそうでない職業は多いもの。
スポーツ選手や芸能人などは、収入が安定しないという理由で、審査が厳しくなかなか通りません。
電気工事士はその点、取得すると一生ものなので、不安定な別の職業についていたとしても「電気工事士で食べていけるだろう」と審査でプラス評価されることもあります。

■ 電気工事士のやりがい

電気工事士のやりがいには、このようなものがあります。

・工事が完了したときに達成感がある

これは電気工事士以外の建設業などでも共通するものですが、工事が完了したときの達成感はひとしおです。
商業施設やビルといった大きな建物は、工事が長期に渡るため、その間さまざまなトラブルに見舞われることもあります。しかし、それらを乗り越えて照明が点灯したときは、疲れも忘れて大きな喜びをかみしめたことが、何度もありました。
このような大きな現場は印象に残るほか、今後の工事の自信にもつなげられます。
目に見える形で残るので、ほかの人に自慢できるのも大きいかもしれません。

・学んで技術が身に付けば、さらに給料が増える

電気工事士は、レベルアップすると任せられる仕事が増えます。
第二種と第一種を比べると、第二種だと一般住宅などの電気工事がメインになるのに対して、第一種はビルなどの大規模な施設を担当できます。機会さえあれば大きなプロジェクトに関わることもでき、そこからさまざまな仕事につながる可能性も高いです。
やはり大きな建物のほうが報酬も大きいので、資格と実績を積めば、やりがいを感じるようになるでしょう。

・新しい電気需要で、新規開拓も

昔はなかった電気需要が増えつつあります。
たとえば電気自動車。
今はガソリン車が主流ですが、今後は新車販売をすべて電気自動車に変える政府の方針もあり、関連した施設やツールが全国に増えています。EVコンセントは電気自動車の充電設備で、取付けには電気工事士の資格が必要です。
このような新しい需要に応えるには、勉強して技術を身に付けていかないといけませんが、ほかの同業者よりできることが増えていくのは優越感があるもの。成長も実感できるので、こちらもやりがいのひとつです。

■ 株式会社豊後電通では正社員を募集中!

株式会社豊後電通では、正社員として電気工事士を募集しております。
未経験の方でも、先輩社員が基礎から電気工事について教えるほか、資格取得も会社が支援。
厚生年金・雇用保険にも加入できます。
工事現場でよくある「見て覚えろ」というスタンスはなく、困ったことがあればお互いに助け合う社内環境です。
ご興味がございましたら、以下の求人情報に目を通していただき、メールフォームからご応募くださいませ。

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■ まとめ

電気工事士は大変な部分ももちろんありますが、成長や達成感を実感しやすく、働きに応じて収入を増やすことも可能です。
業界も安定しているため、環境と健康面さえよければ長く続けていくこともできるでしょう。

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